こんばんわ。会計士の岡内です。最近、花粉が凄いですね。

さて、昨日、遂にものづくり補助金の公募が開始されました。

とりあえず、公募要領を軽く読んでみたので、感想を書きます。

まず、補助事業期間の最終日が小規模型は１１月末、それ以外は１２月２８日です。ちなみに、採択発表は６月中を目処に行うようです。このスケジュールから逆算すると、実際の交付決定は７月の中旬～下旬頃ですかね。その後に各種設備や材料等を発注して、期日までに全て完了しなければなりません。滅茶苦茶タイトなスケジュールです。申請を予定していた方は、すぐに機械屋さんに納期確認をして下さい。

次に、公募期間が若干短めですね。GW前に締め切るという形ですので、ほぼ２ヶ月です。例年だと、２ヶ月と１週間ちょいあるイメージです。

さらに、加点項目が整理されています。TPPに関する加点と、ITの取り組みに対する加点が無くなりました。その代わり、先端設備等導入計画の認定を受けた企業に加点となりました。先端設備等導入計画については、詳しくは書きませんが、正直今回の申請には使えない可能性が高いのではないかと考えています。

そして、増額要件ですが、先端設備等導入計画は加点項目でもありますが、補助金の増額要件でもあります。ただし、今回の申請でこれを使う場合、採択された場合は計画の認定がなければ交付決定が出ません。そのため、認定手続きが何らかの理由で滞ると、何時まで経っても補助事業が開始出来ないという危険性があります。

最後に、今回の競争倍率はかなり高そうであることが見込まれます。理由は簡単です。今回は２次公募が予定されており、１回当たりの予算枠が小さいにも関わらず、それに比べて応募数が大きく減るとは考えにくいからです。

以上、軽く読んだ上での感想となります。

締切りまであっという間の２ヶ月になると思いますが、頑張って採択を目指しましょう！