こんにちは。会計士の岡内です。

さて、先週の金曜日にものづくり補助金の二次公募が始まりました。一部メディアでは、７月中に公募開始と言われていましたが、微妙にズレましたね。

今回の公募ですが、採択はかなり厳しいと予想しています。当初予算1,000億円に対して、残額がいくらかという事を考えれば当然ですね。採択者数が9,518者なので、予算の８０％～９０％は消化していると思います。となれば、残りは100億円～200億円くらいといった所でしょうか。全てが500万円で採択されたら最大4,000件、全てが1,000万円で採択されたら最小1,000件なので、間をとって2,000社くらいって感覚があります。あるメディアで、今回の採択件数はトータルで12,000件に達すると報道していたようなので、2,000件～3,000件の間に落ち着くんじゃないでしょうか？

では、採択率はというと、10％～20％台半ばの間ではないでしょうか。単純に一次公募で不採択だった所が全件再申請すると仮定すれば、そこからどれくらい増えるかと考えると、申請件数10,000件は超えそうですよね。一次公募と同程度の17,000件であれば、3,000件採択でも17.6％です。一次公募の採択率55％から見れば、一気に採択率が下がり難易度は急上昇です。

今回の公募について、自社で取組むにしても、私のような各種専門家へ依頼するにしても、相当厳しいということは覚悟した方が良さそうです。

当事務所でも、ものづくり補助金の申請書作成支援を行っています。着手金は15万円（税抜き）です。初回相談は無料ですので、お困りの際はご相談下さい。