リモートワークあれこれ
こんにちは。会計士の岡内です。
日本のトレンドとして、働き方改革や人手不足でリモートワークや在宅ワークが注目されています。そこで、今回はこの件について書きたいと思います。
リモートワークとは
リモートワークとは、自分の会社のオフィスに出勤せず、自宅やレンタルオフィスなど、会社から離れた(リモート)場所で仕事をする働き方のことを言います。
近年、働き方改革や人手不足などの影響で、会社以外の場所でパソコンとインターネットを使って仕事をする人が増えています。
私の事務所も、設立当初から、時間や場所の制約を受けにくい様に社内インフラを整備しています。具体的には、クラウド化です。このスタイルで事務所を運営しているので、地球の裏側に居ても仕事は出来るようになっています。実際、昨年もイスラエルに行った際は、パソコンとインターネットを携えて日本の仕事もしていました。
リモートワークとテレワーク
リモートワークもテレワークも日本じゃ同じ意味で用いられています。そこで英英辞書で調べてみたところ、テレワークは動詞としてちゃんと載っていましたが、リモートワークは動詞じゃなくてリモートワーキングとして名詞で載っていました。まぁ、リモートワークでも通じるのではないかと思います。意味としては、双方で特に大きな違いはなさそうです。
telework
to work at home, while communicating with your office by phone or email, or using the internet:
remote working
a situation in which an employee works mainly from home and communicates with the company by email and telephone:
『テレワーク+湯治』という組み合わせ
私の事務所は時間と場所の制約を受けにくい様に作り込んでいます。そのため、どこに居たって大体の仕事は出来てしまいます。そこで何年か前、『温泉楽しみながら仕事するとか最高じゃね?』、という安直な理由で試しに仕事道具一式を持って数日間、ある湯治宿に滞在したことがあります。で、結論はと言うと・・・
最高でした。
朝食の前に温泉 → 食後はそのまま仕事 → 昼食前に温泉 → 昼食後はそのまま仕事 → 夕方に温泉 → 夕食まで仕事 → 夕食 → 温泉入って就寝
こんな感じで数日間を過ごし、なかなか良い感じに仕事できました。
気分はまるで文豪です。
温泉入る時、鍵付きスーツケースにPCを入れるなどの手間はありますが、良い経験だったと思います。『テレワーク+湯治』で温泉地の活性化を国も政策として力を入れていますし、民間企業もサテライトオフィスを作っているみたいですね。
『テレワーク+湯治』というスタイルがどこまで普及していくのか、今後の動きが個人的には気になります。
課題は管理者側が成果をどう把握するか
リモートワークも在宅勤務も、その成果を把握することが重要です。
要するに、『従業員はサボっているんじゃないか?』、という疑念の解消です。
従業員の場合、仕事の成果が出ても出なくても、ちゃんと働いている限りは給料が出ます。だからちゃんとやっているフリをして給料を貰おうとしている従業員がいると、雇う側からすると困る訳です。
一応、定期的にパソコン画面のスクリーンショットを撮って管理者が確認出来るサービスもあるのですが、そこまでやるのも正直どうかという話しです。
この成果をどうやって把握するかが、リモートワークや在宅ワークの導入のカギになるでしょう。性善説でエイヤでやってしまうのか、一定程度は仕方ないと割り切ってしまうというのもアリではないでしょうか。