新・持続化給付金が開始
こんにちは。会計士の岡内です。
先日、新・持続化給付金のことを記事に書きました。そこでは、開始は遅くなりそうという感じでアップしたのですが、まさかの6月中に開始となりました。
そこで、急遽この記事を書いています。
2週間ちょっとでスピード決着
まさか、今月中に開始されるとは思いませんでした。今から執行団体を公募するような流れなのに、どういうことかよく分かりません。
いわゆる、執行団体が決定されることを前提として申請を受け付けているのかもしれません。この場合、給付金の振込みは執行団体が決まった後ということになります。
証拠書類はかなり多い
今回、本当は事業所得なのに給与所得や雑所得で確定申告している方などの救済措置になります。そのため、事業活動の収入であることを証明しないといけません。サラリーマン等の不正受給を防ぐためです。ただ、契約書や支払調書などが求められるのですが、このような申告をされている場合、そんなものは存在しない可能性が高いです。一応、契約書が無い場合は申立書のひな形もあり、それを用いて申請者と発注者が証明することも可能です。
振込みまでには時間が相当かかる
現状、新・持続化給付金に関しては、振込みまでに相当時間がかかるようです。行政側による説明だと、見込みすら立っていないとのことでした。これは、サラリーマン等の不正受給が想定されているので、チェック体制をそれなりのものにするからだそうです。
細かい規定が増えている
新・持続化給付金については、対象者を限定するため、結構細かい点が増えています。
まず、被扶養者はダメ。確定申告書における事業収入はゼロか無記載じゃなければダメとかです。
救済措置ゆえに、結構面倒なことになっているようです。