ハワイ投資はもう終わり?
こんにちは。会計士の岡内です。
ついに今年も終わりが近づいてきましたね。
この時期になると、与党の税制改正大綱が出てきて、来年度の税制がどうなるのかと資料を読むことになります。
海外不動産関連の項目があったので、その点について今回は触れたいと思います。
ハワイ投資のスキーム封じ込め
所得税関係について、一番気になったのは海外の中古建物に関する改正が気になりました。
これ、一部の方には結構なインパクトな気がします。
以前、ハワイのことを記事にしたのですが、まさにコレのことですね。
要するに、海外で賃貸不動産買って多額の償却費を計上し、この賃貸用不動産の不動産所得を赤字にして所得圧縮というスキームです。
以前からありましたが、ついに塞がれた感じです。
ちょっと前に流行った、タワマン節税と同じような結末になりました。
そうとは言え、投資の利回りなどを考えれば検討に値するものもあるはずなので、その点については留意が必要かもしれません。
今年ももう終わり
少し早いですが、皆さん、今年も1年間お疲れ様でした。良いことも悪いことも色々とあったと思いますが、今年はどんな1年だったでしょうか?
足下の景気が苦しいのは方々で耳にしますが、経営分析や事業計画の策定など、やれることはきっとあるはずです。あるいは暇だから従業員に仕事を教えるという考え方もあると思います。
優先度が高く、今やれることはどんどんやって、来年は、今年よりもっと良い年になるよう頑張りましょう!