ふるさと納税が変って3週間
こんにちは。会計士の岡内です。
6月も下旬になり、今週末は夏至ですね。夏至を過ぎると、夏本番という感じがします。
私の住んでいる姫路市では、夏至を挟んで『ゆかた祭り』が数日間、開催されます。今年はどれくらい動員するんでしょうか?
ふるさと納税制度が新しくなって一ヶ月ほど
さて、ふるさと納税が6月1日から新しくなりましたね。いくつかの自治体が、ふるさと納税による税金の優遇から外されました。制度趣旨からすれば、そうなるのかもしれません。ただ、それでも税制上の優遇があるので、今までそちらへ流れていた分が別の自治体に流れるんでしょう。
旅行クーポンを出してる自治体とかに流れそうな気もします。
ふるさと納税から除外されても寄付金控除は残っている
ふるさと納税制度で税金の控除が得られるのは皆さんご存じの通りですね。
そして、そのふるさと納税の除外を受けると、税金の控除が無くなるということで、結構話題になりました。結果として、いくつかの自治体が除外されてしまったわけです。
ただ、ふるさと納税の優遇は無くなったのですが、実は寄附金控除だけは残っています。『何が違うの?』って話しですが、簡単に説明すると、寄附金控除は小さい額だけ控除、ふるさと納税はそこに上乗せで多額を控除という仕組みなんです。具体的な話しは、以前のブログで計算式を用いて説明していますので、気になる方は参照してください。
以前の記事の部分で言えば、住民税の特例分がふるさと納税に対応する部分になります。計算式を見ても、圧倒的に大きい部分です。これの適用が無くなれば、まぁ寄附なんてしませんよね。
年末の寄附金ラッシュにはまだまだ時間はありますが、皆さんは今年、どの自治体へ寄附されますか?